おいしく“たべる”。
干す&冷凍でさらに栄養アップ!? きのこの魅力を大解剖!
NEW <連載> おいしく“たべる”
おいしく“たべる”。<連載>
撮影/有坂政晴[STUH] 取材・文/赤木百[Roaster]
気温の差に左右されやすい春の体調を整える、おいしくて身体にやさしい簡単レシピを習いたい。というわけで、冬のお鍋レシピに引き続き、中国の家庭薬膳を教えるパン・ウェイ先生を訪ねました。今回のレシピは旬の食材をたっぷり使った「春野菜とホタテのスープ」。ホタテとバターの風味が香る、まろやかでコクのある一皿です。
「このレシピで大事なのは旬のキャベツにホタテ、そしてバターの3つ。他は冷蔵庫にあるもので大丈夫です」
薬膳の基本は季節に沿った食材を食べること。旬のものを身体に入れることで、その時期特有の健康トラブルを予防するという、古来の考え方を大切にしています。「春野菜とホタテのスープ」にも、身体の調子を整える薬膳の知恵がいっぱい。まずは、春の食材にどのような効果があるのかを教えてもらいました。
薬膳の世界では、暦上もう春となる2月・3月に肝臓が弱くなりやすいと言われています。
「肝臓には解毒作用のほか、胃の消化酵素を作るはたらきがあるのですが、季節の変わり目は元気がなくなり、十分な量の酵素をつくれなくなってしまうんです。そのため、3月は胃の調子が悪くなる人が多くなります」
その予防として、春前に食べるといいと言われているのがキャベツ。肝臓の不調を防ぎ、消化を助ける効果があるそうです。
「さらに、今回のレシピにはタラの芽、菜の花などの山菜をたくさん使っています。山菜は、キャベツと同様、身体を解毒する作用があるので、花粉症の症状を抑えてくれます。昔から日本で春に山菜を食べるのは、とても理にかなった食べ方なんですね。また、今回のレシピには使いませんでしたが、花粉症にいちばん効く山菜はシソ、と覚えておいてください。毎年花粉症に悩まされる方は、細かく千切りにしたシソ一束を毎日スープやお味噌汁に入れるのがおすすめ。症状を早く抑えたいなら年中食べていただきたいですが、せめて立冬に入る11月の頭から意識して食べておくと、身体がすっきり解毒されて、次の春は症状が軽くなりますよ」
パン先生のご主人は3年間食事療法を続け、今では花粉症の症状がほとんど出なくなったそう。治らないものとあきらめず、普段の食事を見直すことで体質改善を目指したいですね。その第一歩としてまず試してほしい「春野菜とホタテのスープ」は、調理時間がなんと10分。簡単なのでぜひ試してみてください。
材料:(2人分)
作り方:
1.ホタテは2、3等分に輪切りにする。キャベツは8mmの千切りにして、茎の部分は斜めにスライスする。菜の花は長さ約3cmに切り、タラの芽は固い皮を剥く。
2. 10gのバターで生姜を炒め
キャベツと水、鶏ガラスープの素を加えて中火で約2分間煮込む。
菜の花も加えて30秒~1分間煮る。
3.2に残りの10gのバターを加えて溶かす。
タラの芽を加えて茹でたら、
ホタテを入れてサッと火を通す。半生くらいがベスト。
火を止めて、胡椒で味を整える。お椀に盛りつけ、仕上げにクコの実を散らして完成。
基本のレシピをベースに、好きな具材をつけたしてアレンジするのもおすすめです。パン先生のいちおしはキャベツを煮るタイミングでご飯を入れたお雑炊。
「おいしいですよ~。炊いたご飯をギュッと手で握って潰してから入れると、もちもちの食感も楽しめます。お雑炊にするときは、鶏がらスープの素を少し多めに入れて味を調節するのがポイント。スープの素はメーカーによって味が違うので、どんなレシピにも合わせやすい、塩分少なめのものを選ぶのがおすすめです」
お米の代わりに、お餅を入れてもおいしい!また、半熟のゆで卵をトッピングすると、栄養バランスなお良し。とろけるチーズもおすすめです。その日の気分でいろんなアレンジに挑戦してみてください。
また、今回のレシピをおいしく仕上げるポイントは、バターをたっぷりと使うこと!
「春は良質の油を適量摂るよう心掛けてください。油は乾燥を抑えるだけじゃなくて、肌にもいい。ツヤが出て、プルプルになります。いまの若い方は油が足りなくて、白っぽくてカサカサした肌質の人が多いですね。もっと油を摂ってツヤを出した方がいいと思います。お肌はやっぱりツヤがないとね(笑)!」
また、とくに女性は油分を気にして控えめにしがちですが、太りたくない人こそ適量の油が必要なのだそう。
「ある大学の実験で、脂肪の塊を水と液体油のなかに入れたところ、液体油に入れた塊の方が早く溶けたそうです。適量の油を摂った方が脂肪は落ちやすいということですね。ただ、もちろん大量に摂るのはだめですよ。ほどほどが大切です」
適度な油分は骨や関節を強くするためにも必要。「春野菜とホタテのスープ」で良質の油を摂り、ツヤ肌と健康的な身体を手に入れましょう。
※このページの内容は、中国の昔からの民間療法や、年配の方から伝え聞いた話を基に構成しています。
病気やその他の疾患に、必ず効果があることを保証する訳ではないことをご了承ください。
パン・ウェイ 料理スタジオ
住所/渋谷区富ヶ谷1-49-6 代々木公園ISIハウス
URL/http://www.pan-chan.com
お料理教室では旬の食材をふんだんに使った、おいしくて身体にやさしい中国の家庭薬膳を提案しています。
春だけではなく、それぞれの季節に起こる身体のトラブルや不調、体調の悩みを改善に導く薬膳スープのレシピが知りたい方は、パン先生のレシピ本『毎日からだを整える中華スープ:おばあちゃんに教わった季節の薬食レシピ』(誠文堂新光社)もおすすめです。
おいしく“たべる”。
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