おいしく“たべる”。
干す&冷凍でさらに栄養アップ!? きのこの魅力を大解剖!
NEW <連載> おいしく“たべる”
“きもち”をたかめる。<連載>
撮影/藤井由依(Roaster) 取材・文/岡林敬太
接客業のマストアイテム、白シャツ。汚れのない真っ白なシャツをさらりとまとっている人は、それだけで周囲に好印象を与えます。とはいえ、ヘビロテの1着の美しさを長くキープするのは至難の業。そこで、お気に入りの白シャツをなるべく長持ちさせながらキレイに着続けるコツを、洗濯ソムリエの松延友記さんにインタビュー。心も洗われる白シャツとの賢い付き合い方を教えてもらいました。
SBJのPTRが身につける緑のエプロンには、白シャツがよく似合います。汚れが目立たない黒シャツや、お手入れがラクなポロシャツの愛用者も多いでしょうが、やはりパリッとした白シャツ姿のPTRがカウンターにいると、お店の風格が上がることさえも。「白シャツは僕にとって特別なアイテム」と語る松延さんに、日々できるお手入れや、ものを長く大切にする心を教えてもらいましょう。
現職に就く前は、毎日スーツを着てアパレル企業で働いていたという松延さん。その時代に、白シャツをキレイに着こなすことの大切さを学んだと言います。
「『ワイシャツ』の語源を当時の上司から教わりまして。もともとは英語の『white shirts』だけど、それを日本人がうまく聞き取れず、『ワイシャツ』という呼び方が定着したらしいんです。『だから白くないと意味がない』と言われて、なるほど、と思ったんです。以来、僕は、ここぞという大事な場面では、ピシッとアイロンのかかった真っ白なシャツを好んで着るようになりました。自分の気持ちが引き締まると同時に、周囲に好印象を与えることもできるアイテムだと思います」
好印象とはすなわち、「清潔感や誠実感」だとか。日々接客をするPTRにとっても、白シャツは欠かせないアイテムと言えそうです。
それではさっそく、白シャツをキレイに着続けるための基礎知識を学んでいきましょう。まずは、洗濯の頻度から。
「白シャツは、1回着たら洗濯しましょう。それもなるべく、その日のうちに。スターバックスのPTRさんはお仕事中に汗をかくでしょうし、コーヒーやシロップなども付着しやすいと思います。皮脂や色素が堆積すると、それが黄ばみやニオイの原因になります。日が経つにつれ汚れは落ちにくくなるので、同じシャツを連日着たり、脱いだシャツを長期間放置するのは避けてください」
洗濯の方法については、シャツの内側に付いている洗濯表示マークに従うのが基本ですが、素材がなんであれ、一番優しく丁寧に洗えるのは「手洗い」だとか。「手洗いのメリットは、汚れの落ち具合をその都度、目視できる点。落ちたらそれ以上洗う必要はないので、生地を傷めずに済みます」
とはいえ、忙しいPTRが毎回手洗いするのは難しいでしょうから、ここでは「洗濯機を使った白シャツの洗い方」について解説してもらいます。
まずは普段の白シャツの洗い方からチェック。洗濯機で洗う際は、全体的に「ちょっと優しめの設定」にするとよいそうです。
「洗剤の量は、適量にとどめてください。適量を超えると、洗剤をすすぎ切れず、それが汚れをコーティングする形でシャツに残ってしまうこともあるからです。液体洗剤の場合、洗浄力が強めのものと弱めのものがあるので、汚れが特にひどくない日は弱めでOK。パッケージで『無添加』『衣類に優しい』などのポイントを打ち出している商品を使うとよいと思います」
それでは、実際の洗濯の手順を見ていきます。
続いては、襟や袖口の汚れが気になるときのテクニックを紹介。
「目立つ汚れがあるときは、洗濯機に入れる前に『予洗い』をしましょう。予洗いのやり方はまず、シャツをぬるま湯に浸けて、汚れを浮かせます。そのあと、気になる部分に固形石鹸を塗り込み、ブラシで汚れをかき出してから、洗濯機に入れます。このひと手間を加えることで、シャツの清潔感は長く保たれるようになります」
汚れが多いからといって洗剤の量を増やすのではなく、気になる部分を予洗いすることで、全体の汚れをある程度均一にしてから洗濯機に入れたほうが、シャツにも環境にも優しいのです。
お次は“PTRあるある”への対処法。コーヒーやチョコレートソースが白シャツに付着してしまった場合は、どうすればよいのでしょうか?
「コーヒーは水に溶ける水溶性の汚れで、チョコレートソースは水に溶けず油に溶ける油溶性の汚れ。汚れの成分が違うので洗い方も若干異なりますが、いずれも対処が早ければ簡単に落ちるので、諦める必要はありません」
それぞれの応急処置をレクチャーしてもらいました。
上記の方法で取りきれないガンコな汚れや、他の衣類からの色移り、全体的な色褪せなどは、「漂白」でキレイにしましょう。洗濯と漂白の違いを簡潔に説明すると、汚れを引き剥がすのが洗濯で、汚れ自体を破壊するのが漂白。漂白する際に使うアイテムは、漂白剤です。
「漂白剤の種類は、塩素系と酸素系の2種類です。塩素系は漂白力が強い分、繊維を傷める場合があり、また、使用してはいけない素材の衣類も。一方、酸素系は塩素系と比べて漂白力は劣るものの、繊維や人体に優しい。衣類を長持ちさせるという点から考えると、白シャツの漂白には酸素系がオススメです」
使い方は簡単。酸素系漂白剤を入れたお湯に、白シャツを浸け置きするだけです。
洗濯の終盤や、洗濯後にも、心がけるべき点がいくつかあるそうです。
「まず、洗濯の最後の工程である『脱水』の時間を短くすることをオススメします。通常の洗濯機だと4〜5分ですが、そこまですると水分は切れる分、シワになりやすい。なので、1分程度で脱水をやめてみましょう。そうすると水分の重みでシャツが下に引っ張られるので、そのままハンガーに吊るしておくだけでシワがある程度取れるんですよ」
ハンガーはジャストサイズを使うべき。「たとえば女性が男性用のハンガーを使うと、シャツの変なところに出っ張りができてしまうので要注意です」。では、ハンガーにかけた白シャツはどこに干せばよいのか?
「昔は天日干しがよいとされていましたが、今は紫外線が年々強くなっているし、外気の汚染も進んでいるため、長時間さらすと色褪せや汚れのリスクが。ですから風通しのいい日陰で干すか、あるいは扇風機やサーキュレーターの風を当てながら室内干しすることを推奨します」
洗濯したシャツが乾いたら、最後にアイロンをかけましょう。アイロンは「小さなパーツ→大きなパーツ」の順にかけると、全体がキレイに仕上がります。
「前身頃や後ろ身頃などの大きなパーツから先にアイロンをかけてしまうと、そのあとアイロン台の上でシャツを動かしている間に、せっかく手入れをした部分に再びシワが入ってしまいます。ですので、まずは襟や袖口などの小さなパーツから仕上げましょう」
アイロンがけが終わったシャツは、「クローゼットの中のハンガーにかけるのが一番ラクで型崩れもしづらい。畳んだシャツをタンスの中で重ね置きする場合は、同じ向きに重ねると下敷きになったシャツの襟が潰れてしまうので、上下互い違いに重ねるとよい」とのことです。
以上が、白シャツの正しい洗い方&仕上げ方。キレイな白シャツを着て働くと、お客様や同僚によい印象を与えられるほか、自分自身にもさまざまな好影響があるそうです。
「白は無彩色ですから、それを身にまとうことでまっさらな気持ちになり、仕事に集中しやすくなると思います。丁寧に洗濯すれば、白シャツは長持ちします。長く着れば着るほど経済的だし、愛着も湧き、お手入れにこだわる楽しさも芽生えてくるでしょう。つまり、生活が豊かになるんですよ。洗濯嫌いな人にこそ、白シャツをキレイにする喜びを味わっていただきたいです」
白シャツを、正しく洗って、長く着る。この習慣を身につけて、あなたも充実した毎日を送ってみませんか?
松延友記
ベルリン発のカフェ+コインランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン」のプロデューサー。アパレル会社勤務を経て、現職へ。実店舗「フレディ レック・ウォッシュサロン」の運営とジュニア洗濯ソムリエの資格を活かし、洗濯に関するセミナーやワークショップなどを精力的に開催。ランドリーシーンから新しいライフスタイルを提案し続けている。
URL/https://www.freddy-leck-sein-waschsalon.jp/(フレディ レック・ウォッシュサロンHP)
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